つぶ貝のつぶやき

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映画「僕だけがいない街」感想 あらすじ ネタバレ

      2016/04/27

3月19日公開の映画「僕だけがいない街」を見に行ってきました。

私がこの作品を知ったのは今期1月からスタートしたアニメの放送からです。声優さんに力が入っていたので、きっと面白いに違いないと思い見始めました。最初からかなり引き込まれるストーリーで、1話を見終わるたびに次回が楽しみで仕方がないという状況が続いています。アニメは次回が最終回です。原作の漫画もとても人気ですね。まだ続いています。
そんな中、映画化を知り、藤原達也主演ということで楽しみにしていました。
 
 
 

キャスト

 
藤沼 悟 : 藤原 竜也 (子供時代 : 中川 翼)
宅配ピザ屋でバイトをする売れない漫画家。リバイバル(過去をやり直す能力)で小学生時代へ戻る。
 
片桐愛理 : 有村 架純
悟とバイトが同じ女の子。悟の理解者。
 
藤沼佐知子 : 石田 ゆり子
悟の母親。
 
沢田 真 : 杉本 哲太
佐知子の元同僚。1988年の幼女誘拐事件の真実を追っている。
 
雛月 加代 : 鈴木 梨央
悟のクラスメイト。母親からひどい虐待を受けている。連続殺人事件の被害者。
 
小林賢也 : 福士 誠治 (子供時代 : 木村 聖哉)
悟のクラスメイト。頭がよく頼りになる。
 
八代 学 : 及川 光博
悟の担任の先生。生徒から信頼されている。
 
白鳥 潤 : 林 遣都
悟の友達。優しいお兄さん。連続殺人事件の犯人として逮捕される。
 

主題歌

栞菜智世(かんなちせ)さんのデビュー曲です。

あらすじ(ラストまでネタバレしています。)

ここからあらすじを書きますので気をつけてください。

2006年

藤沼悟は漫画の仕事がうまくいかずピザ配達のバイトをしている。

配達に出た悟にリバイバルという能力が発動する。この能力は自分だけが過去に戻り、現在をやり直すことができる能力で、自分で発動させれるわけではない。大抵は数分前に戻る。過去に戻ってこれから起こることを予測し、違和感を探しトラブルを回避する。

トラックの違和感を察知した悟は小学生の事故を未然に防ぎ、意識を失ったトラックの運転手にバイクに乗りながら必死に起こそうとする。しかし、運転手はすでに死亡しており悟が事故にあってしまう。

病院で目を覚ますと、同じバイトの片桐愛理が付き添ってくれていた。愛理は事故の一部始終を見ていた。そして、なぜ子供を助けられたのかを聞く。

悟の看病のために、母親の藤沼佐知子が上京してきた。悟と佐知子がショッピングモールに買出しにきた時、リバイバルが起こる。違和感を探すが見つけることができず、もう一度リバイバルが繰り返された。次は佐知子にも違和感がないか探してもらった。佐知子がその違和感に気づき、男が少女を車に乗せるのをやめる。そこでリバイバルが終わる。

佐知子は悟の子供の頃の幼女誘拐殺人事件のことを思い出し、元同僚の澤田真に連絡を取る。その様子を伺う怪しい男の影。

数日後、佐知子は何者かに包丁で刺されて殺されてしまう。第一発見者の悟はベランダから逃げる犯人を追いかけるが、見失ってしまう。その時、声をかけられた警察から逃げてしまい追い詰められる。その時リバイバルが起こる。

1988年へ

目を覚ますと、1988年の29歳の意識のまま10歳の子供の頃に戻っている。生きている佐知子の姿を見て安心する。ハンバーグを食べながら涙が止まらない。この時代にリバイバルしたのは佐知子を殺した犯人が同級生の雛月加代が被害者になった事件と関係あると考えた。

雛月を救おうと考えた悟はまずは友達になってほしいと告げ、雛月が殺された3月2日には自分の誕生日会に招待する。ところが翌日、雛月は学校にあらわれず、救うことができなかったことを知った時、またリバイバルが起こる。

 

再び2006年

2006年に戻った悟は警察に追われる身になっていた。愛梨は悟の無実を信じ居候をしている家に匿ってくれた。しかし、悟が家にいない間に愛莉の家が放火されてしまう。しかも悟は愛梨の家を放火した罪も着せられてしまう。病院から抜け出した愛梨と川原で落ち合った。愛梨の話では西園という男が怪しいという。その時、警察に捕まってしまう。泣き叫ぶ愛梨に悟は「信じてくれてありがとう」と言った。その瞬間、またリバイバルがおこる。

2回目の1988年

1988年の雛月の事件の前に戻った悟はクラスメートの小林賢也の力を借りて、誕生日会の後に雛月を誘拐する。隣の小学校の使われなくなったバスを隠れ家にして、3人で楽しい時間をすごす。しかし、加代が一人のときに真犯人と思われる人物がバスに入ってくる。その真犯人の置いていった荷物を調べると目だし帽やロープ、練炭など犯罪に使われるものばかりだった。雛月は無事だったがこれ以上ここにいるのは危険だと判断した悟は雛月を自宅につれて帰る。佐知子は誘拐していた事を責めず「でかした。」と言って褒めた。佐知子は八代に連絡し、児童相談所と連携する。翌朝、雛月を無事に保護することに成功する。八代にどこに隠れていたかを聞かれ、バスの中にいたと答える。

雛月を助けることができたのにリバイバルが起こらず不思議に思ったが、真犯人を突き止めないと佐知子を助けることができないと理解する。

学校から帰ると、佐知子の元同僚の沢田が家に来ていた。沢田は連続誘拐殺人事件を調べていた。被害者の共通点は友達が少ないこと、一人でいる時間が多いこと。沢田との話から、児童相談所に何回も連絡をしていたと思っていた八代は実は保護される時まで連絡をしていなかったとわかる。沢田にバスでの真犯人の荷物のことについて話し確認しにいくが、もう荷物は置いていなかった。その時、八代にバスのことを話したのを思い出す。

悟は八代を問い詰める。あっさり犯行を認めた八代はこの町を出て行くと言い、悟は橋の上から川へ投げ落とされてしまう。

 

2006年

目を覚ますと2006年になっていた。横で看病していたのは大人になった雛月。お腹に赤ちゃんがいて幸せそう。

アパートに戻ると佐知子がいて台所に立っていた。

未来は大きく変わったのか。

川原を歩いていると雨が降ってくる。橋の下で雨宿りしていると、カメラを大事そうに抱えた愛梨が走ってくる。未来が変わって悟とは出会ってない愛梨。夢はカメラマンだったことがわかる。二人は少し会話をする。愛梨は好きな漫画がありその漫画に励まされていると言っていた。

賢也は弁護士になっていた。賢也との会話から悟の漫画は順調だということがわかる。賢也に、矢代先生の事を調べてもらう依頼をした。すると、矢代は今、西園という県会議員になっていた。

女の子を連れ去ろうとしている八代(西園)の前に悟が立ちはだかる。もう終わりにしようという悟。その時ナイフを出した八代に首を切られてしまう。。。

 

2016年

悟は命を落としていた。今年もまた仲間たちが悟の墓前に集まっている。みんな穏やかな顔をしている。雛月の子供も大きくなっていた。

ひとりぼっちで戦うのってつらくないの?

僕を信じてくれる 君たちがいるから 僕はがんばれる

なんてね... そんなの嘘だ

戦うのはつらくて怖い

何が起きても見ないふりして

誰かがなんとかしてくれるのを待ってる方がずっといい

なのにどうして戦うの?

そうしないと繰り返し繰り返し

後悔ばかりが重なって前に進めないから

だから戦う

前に進むため 生きるために

僕が守りたいもの それはーーー

きみだよ きみたちだ

たとえ 僕だけがいない街でも

笑っていてほしい

つらいことや 悲しいことがあっても

僕はいつでも 君のそばにいるよ 

        引用元:「僕だけがいない街」パンフレット ワンダーガイ

 愛梨が元気付けられている漫画は悟の書いた漫画だった。
 

感想

初日ということもあり、ほとんどの席が埋まっていました。若い世代の方が多かったように思います。中だるみもなく、あっという間に終わりました。それだけ引き込まれてしまいました。
原作との違和感もあまりなかったし、キャラも結構忠実に再現できていたのではないでしょうか。特に子供時代。子役の子の演技がすごく良かった。鈴木梨央ちゃんはもちろんですが、悟の子供の頃を演じた中川翼君がすごく真っ直ぐな演技でかわいくて釘付けになりました。パンフレットを読むと翼君は演技の経験がほとんどなかったそうで。。苦労したんだろうな。
藤原竜也って苦しそうにもがく役が多いですよね。私のイメージだけかな?今回もしっかり「もがき俳優」っぷりを見せてくれました。
それとやっぱり有村架純がかわいすぎた。なんだあのかわいさ。
悟にとって愛梨はかけがえのない存在になっていたのに、二人が出会ってない未来に変わったことで気持ちが伝えられずちょっと切なくなりました。でも愛莉は悟の描いた漫画に励まされながら日々を送っている。そこで繋がっていたことは嬉しかった。
ラストで悟が死ぬとは思っていなかったので、すごくびっくりしました。原作は、悟が昏睡状態にあった10年間を「僕だけがいない街」、映画は、ラストで悟が死ぬ事で「僕だけがいない街」になると書いてありました。死ぬ事でみんなの心の中に生きた証が残る。悟の書いた漫画もずっとメッセージを伝え続けていく。うーん、でもやっぱり死ぬのは悲しすぎる。自分を犠牲にして、母親の命、友達の命、街の平和を守ったんやね(涙)
パンフレットを購入しましたが、時系列とか載っていてわかりやすかったです。藤沼悟の書いたWONDER GUY(ワンダーガイ)が真ん中のページに付いてますよ。

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