つぶ貝のつぶやき

気になった事、思いついた事を書いていきます

   

アイアムアヒーロー 20巻 感想 ネタバレ

      2016/04/27

今回の表紙はこんな感じ。

アイアムアヒーロー 20巻

帯の表は4月23日から公開の映画の宣伝。楽しみ。

IMG_9022

帯の裏は同時発売の「アイアムアヒーロー公式アンソロジーコミック8TAILS OF THE ZQN」と「アイアムアヒーローTHE NOVEL」の宣伝。半感染比呂美ちゃん手帳型スマホケースプレゼントですって。50名って!少なっ。

IMG_9023

英雄の決意

巨大ZQNにとりこまれた比呂美。

パニック状態になる英雄。

おっちゃんに助けを求めると、比呂美を追いかけてくれるという。

英雄「俺、なにかできることありますか!?

おっちゃん「ねえよ!一時間で東京だ!自分のやるべきことぐらい自分で考えてろよ!」

船室で一人考え込む英雄の目の前に、英雄の本音を代弁する矢島の亡霊が現れる。

「めんどくさいことは全部捨てて、新しい出会いを求め、逃げましょう。」

英雄は今までの人生を振り返る....

今までの人生ずっと逃げてきた。勉強も部活も逃げて...唯一好きだった漫画からも逃げて...

矢島の亡霊「逃げてきたからこそ 今、生きてるんじゃないですか。先輩の選択は間違ってなかったってことですよ。」

英雄「逃げ...なかったら?」

矢島の亡霊「かなりの確立で死んでるでしょ。なんせ先輩ですもん。」

英雄「俺も...そう思う。でも、もう逃げない。」

覚悟を決めた英雄は銃を手に取った。

おっちゃんとの約束

銃の手入れをする英雄。

英雄「有効射程距離の長さと破壊力ならスラッグ銃...一度に広範囲を攻撃するなら上下2連式....あのバケモンと戦うならどっちを持っていくか.....どうする?」

できるだけ大型ZQNに近づくように言うが、水深が浅いのと、音が大きいため、これ以上船で陸に近づくのは危険。カヤックを漕いで上陸をすることになった。

スラッグ銃を選んだ英雄は、おっちゃんに残りの銃と弾、水、食料をほとんど渡した。そして、必ず比呂美を連れてくるから、この場所で三日だけ待ってくれとお願いし、おっちゃんは了解した。

英雄「比呂美ちゃん....待ってろ。」

スポンサーリンク

ZQNに取り込まれた比呂美

大型ZQNから比呂美のスニーカーがこぼれ落ちます。

比呂美が意識を取り戻すと、ネットの大型掲示板の様な世界。

早狩比呂美「ここはどこ?」

名も無き集積脳「あ、見えますコレ?つながったかな?」

早狩比呂美「???見えてるけど...ここはどこ?」

名も無き集積脳「えーと、ここは巨大掲示板風の精神世界 わかるかな?」

早狩比呂美「????わかんない......」

名も無き集積脳「現在、体がZQN集合体に吸収されている段階でね、それと同時にキミの脳もZQN集積脳と物理的接触によって双方向通信が可能になった」

早狩比呂美「

このような断片的な会話が繰り広げられる。

この世界では人それぞれ。すぐに「個」が解体されて「全」に溶け込む人もいるし、「個」のまま独立して「全」の底に沈んでいく人もいる。いずれにせよ、この世界では「個」は維持できないという。

早狩比呂美「一人じゃないってどんな感じ?」

名も無き集積脳「さみしくないよ あらゆる感情も混ざりあうと穏やかになるようで、とても安定している」

早狩比呂美「そうか...いいね」

名も無き集積脳「キミも少しずつ混ざり合って「全」になる 苦しみや悲しみもみんなでわけあって、いずれ心は「凪」のような平安が訪れる」

早狩比呂美「それはうれしい 疲れたから....」

比呂美の着ていた服がZQNから落ちていく(だいぶZQNと溶け合っているのかもしれない。)

外が見れるの?と聞く比呂美に名も無き集積脳は視神経をつなげる。比呂美は外の様子を見ることができるようになり少しはしゃぐ。

その頃英雄は?

東京に上陸した英雄。辺りはZQNが少なく、やけに静か。もっと安全そうな高速道路に上がる。

英雄はコロリ隊長が使用したとみられる布団を見つけ、生きてる人間が近くにいることを悟る。

浅田教ビル(サンライズ60)

浅田教ビル(サンライズ60)にはZQNがたくさん群がっていた。はしご車に殺到し、次から次へとビルの中に進入している。ビルの中では、防衛隊がバリケードを作り草刈機でどんどんZQNの頭を切断しているが、追いつかない。

この状況を知ったコロリ隊長は、浅田教のビルに急ごうとするが、瀬戸が猛反対する。

「男がゴチャゴチャうるさいね....金玉あるのかい!? 人生気合いだよ!あたしゃそれで道を切り開いてきたよっ!」とおばちゃんが一喝。

コロリ隊長がトランシーバーでビルの中の楓参謀と話をする。

楓参謀「一時間ほど前に4,5人の侵入者に続き、ZQNが大量に基地に入ってきました。その時 大隊長は死亡、警備隊の数名も喰われたか逃亡しました。現在残った「警備隊」「補給隊」の「旧コロリ隊」が訓練通り......廊下をカートで封鎖、同時にZQNの頭部切断で進入を抑え込んでいます。」

持ちこたえることができるのは約1時間。燃料の多くは上層階で、取りに行った連中は戻って来ない状況。燃料が尽きればこの場を放棄するしかない。浅田は信者を連れて上層階にいるという。

コロリ隊長は楓参謀にその場を任せ、桐谷に任務を伝える。

男子便所に隠した浅田教の経典マンガ入りペットボトルを取り、非常階段で最上階まで上がり、屋上のエレベーターの前で待機すること。

コロリ隊長たちも、まずは地下駐輪場の非常用電源設備を目指し動き始めます。そこにZQN2体がいて、みんな構えますが、おばちゃんは「2匹ぐらい蝿みたいなもんさ」とサラッと倒してしまいます。「仲間でよかったぁ...」と瀬戸。

非常用電源を作動させ、エレベーター乗り場に向かうも、エレベーター乗り場の前はたくさんのZQNであふれていた。

桐谷は浅田教の教典マンガ入りペットボトルを取り、階段をひたすら上った。へとへとになりながらアサダ教がいる階にたどり着こうとしていたが、階段は完全にバリケードで塞がれていた。上の階では、下は感染しているから諦めろと言われていて開けてもらえそうにない。浅田教の経典マンガを持っていることを伝えると、態度が変わりバリケードを開けてもらうことができた。

中にいる生存者は老人ばかり。桐谷は生存者がこんなにたくさんいることに驚く。そして、「これは浅田君にとって大切なものだ。危険を感じたら経典の半分を持ってると言え」と経典マンガの半分を子供に預ける。

桐谷はやっとの思いで屋上に出ることができた。そして、エレベーター室を探す。

ZQNだらけのエレベーター前を潜り抜けエレベーターに乗る作戦を考え出したコロリ隊長。エレベーターが稼動したら連絡が来る。ZQNをトランシーバーの音でおびき寄せてその間にカートでエレベーターに乗り込むという作戦。でもそれはとてもリスクがあり、成功する保証は全然無いという。

みんなの緊張感が高まる中、コロリ隊員のおとなしい女子が脱ぎたてホカホカのストッキングをコロリ隊長に渡す。コロリ隊長は盆と正月と執行猶予が一気に来たみたいだと大喜び。

その時、桐谷から連絡が来る。エレベーターを動かし、タイミングを測り、トランシーバーを遠くに転がす。桐谷の童謡「僕らはみんな生きている」が大音量で響き渡り、ZQNたちがおびき寄せられ、その間にカートで一気にエレベーターに乗り込むことができた。

コロリ隊長「........成功でしゅ!」

ZQNに取り込まれ中の比呂美

早狩比呂美「あたしはどこに向かっているの?」

名無しのブレイン「私たちは池袋のサンライズ60に向かっているよ」

 

名も無き集積脳「生命の最終的な目的は多様性ではなくひとつになることだ 生と死を超えた存在になるんだ」

早狩比呂美「感染した人はみんなひとつになるの?」

早狩比呂美「小田さんとも一緒になるの?」

名も無き集積脳「ならないよ 感染はしたけど意識統合の前に脳が破壊されたからね」

早狩比呂美「.....よかった...一緒に....なりたくない」

名無しのブレイン「嫉妬?」

「うるさい!! 私を知らないくせにっ!!」

声を荒げる比呂美。

名無しのブレイン「わたしはあなたをよくわかるわ」

早狩比呂美「誰だよ?」

元黒川徹子「私はあなたと共通の記憶をもっている シンクロしやすいから選ばれた」

名無しのブレインは英雄の元カノの黒川徹子だった。

徹子は自分の記憶を比呂美に見せる。イチャイチャの記憶、感染した最後の記憶....

元黒川徹子「英雄くん...孤独な人だから 一緒に連れて行きたかったけど.....心が閉じてる人は感染しにくいみたい.....」

涙ぐむ比呂美。「くるしい....」とつぶやく。

名も無き集積脳「大丈夫だよ キミはひとつになる 全感情は等しく平になる…」

その頃英雄は?

サンライズビルが見えるところまできた英雄。

サンライズビルから煙が上がっていることに気付く。

ZQNがどんどん進入する9階

「くそっ…燃料切れだっ!!」
「全然減らねぇぞ!ZQNどうなってんだ!?」
「おいっ!!ガソリン補給急げっ!!突破されるぞっ!!!」
「急いでるってば!!」

楓参謀達がいる階、防衛隊がバリケードを作り草刈機でどんどんZQNの頭を切断しているが、もう、持ちそうにない。カートでバリケードを作っているが、身体能力の高いZQNが現れバリケードを超えてきた。戦列が乱れ数人が自滅し、燃料に引火。防火扉を閉めるも、身体能力の高いZQNはまだ追いかけてくる。絶体絶命のピンチの時、コロリ隊長達の乗ったエレベーターが停止し開く。コロリ隊長が重りの入ったストッキングをZQNの足に絡ませ転倒させる。

おばちゃん「毅!あんたまだ生きてたのかいっ!!いい加減...成仏しなっ!!!」

おばちゃんは叫びながら毅の首を切断した。彼は毅だった。

みんなエレベーターに乗り込んだ時、無情にも重量オーバーのベルが鳴ります。

楓参謀は「先に行って....すぐ追いかけます。」と一人エレベーターから降りた。

沈黙のエレベーター。

浅田がいる上階層

老人達が続々と瞑想部屋に向かう。

少年「ねぇ、ばあちゃん。どこ行くの?」

おばあさん「瞑想部屋だよ。」

少年「何するの?」

おばあさん「何って....神様にお祈りするのよ。」

少年「神様いないんじゃないの?」

おばあさん「....神様ね。いたほうが楽でしょ、ばーちゃん疲れちゃった...」

 

窓際で缶コーヒーを飲み、くつろぐ浅田。

「変なのも近づいてきたし...ここも、終わりか...」

「俺は神の啓示を受け、現代版ノアの方舟であるサンライズビルに人々を救い出し、神の最後の審判を受け、新たな人類の道を照らす救世主になる。 ....つー感じの適当な捏造物語で、後世のバカどもの宗教になってやる...ニヒッ!」

「ジジィババァの殉教者もセッティングできたし、俺の顔写真と教義のポスターも貼りまくったから、このビルが聖地になるだろう。」

「惜しむらくは、経典マンガが手に入らなかったことだが...コロリのやつめ...クソッ。」

部下からトランシーバーで瞑想部屋に全員入れたと連絡が入る。浅田は教義を流して瞑想させ、女子二人以外の兵士も瞑想部屋に閉じ込めるように指示する。

少年は持っている経典を直接浅田に渡したいと名乗り出ました。浅田は強引に奪わせようとしましたが、少年が持っているのは半分で、残り半分を持っている兵士を教えるという条件でしぶしぶ応じることになりました。

「ガキ一匹なら俺でもどーにかなるし、少なくとも経典半分が手に入るわけだし....まあ、いい方向に向かってんじゃね?ラッキー。あとは屋上のヘリで華麗に脱出して....伊豆七島のどっかに神降臨伝説作るぜ....俺は。」

その時、「さっさと殺せよ、コイツ。」

苫米地「うーん....まぁ...面白いからもう少し話聞いてみようか。」

浅田が振り返ると、そこには来栖一味。

感想

すごい面白いところで終わりました。次回が楽しみすぎる。

浅田は本当に悪い人だ。お年寄り達を全員殉教させるつもりだったなんて、ひどすぎ。

比呂美はどうなっていくんだろう。どんどん取り込まれていってるし...この状況で、英雄は比呂美を取り戻すことができるのかな。がんばれ英雄。

コロリ隊長にそっと脱ぎたてのストッキングを渡した大人しい子が笑えた。でも彼女がストッキングを渡したから、毅ZQNをやっつけられたし。大人しい子グッジョブ!!

楓参謀が切なかった、部下を死なせてしまった責任を感じてエレベーターを降りたのかな。でも彼女が降りなかったらみんな助からなかったし。。悲しい。

コロリ隊長と英雄はいつ合流するんだろう。あと、来栖はどこにいるのか。表紙で来栖が目立ってたから活躍すると思ったのにな。毅がなぜZQNになっちゃたのか、気になることがたくさん。

 - アニメ・漫画