娘が夏休みの自由研究に葉脈標本を作りたい!っていうので作ってみました。
葉脈標本って何か知らなかった私はさっそく調べてみると、ナニコレかわいい!!
娘の宿題そっちのけで私の方が必死。
失敗したりしましたが、楽しく作れましたよ!
まずは葉脈標本にする葉っぱを集めました!!おすすめの葉っぱは?
まず、葉っぱ探しです。
葉脈標本に向いている葉っぱは、硬くてしっかりして、葉脈がしっかりしている葉っぱ。
柔らかい葉っぱはうまくいきません。
最初は硬さとか気にせず集めてしまったので、うまくいきませんでした。
あと、落ち葉は液につけてる途中でボロボロになってうまくいきませんでした。
おすすめの葉っぱ
ヒイラギ、サカキ、ツバキ、シャリンバイ、ヒメクチナシ、アセビ、カイノキ、サザンカ
向いていない葉っぱ
ヤマザクラ、ケヤキ、アラカシ、アメリカハナミズキ、アジサイ、ゴムノキ、コナラ、タブノキ
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葉っぱをパイプ洗浄剤に浸けます。
本当は苛性ソーダで水酸化ナトリウム10%水溶液を作って煮込むのですが、苛性ソーダの購入には身分証明書とハンコが必要。
苛性ソーダは劇薬らしく購入するのは何だかコワい。
もっと気軽にできないか調べてみるとパイプ洗浄剤でできることがわかりました。
おススメの水酸化ナトリウムの濃度は4%だそうで。
近所のドラッグストアには売っていなかったんですけど、さすがインターネット、4.5%の高濃度を見つけたので早速購入!
ちょっとお高いんですけどね。↓
皮膚につくとかなり危険!!作業する時は ゴム手袋と、目を保護するために メガネをかけましょう。
葉っぱをタッパーに入れて、パイプ洗浄剤を流し込みました。
葉っぱによりますが2時間から半日くらいでできます。
浸け始めから2時間後、色が変わってきています↓
これより少し赤黒く変色したくらいでOKです。
(イチョウは薄すぎて溶け始めてますのでそれ以外を参考にしてください。)
知識のない私は、真っ白になるまで浸け込まないとダメだと思い込み、まだまだかかるだろうと寝てしまいました(汗)
↓そして浸け始めから8時間後、真っ白!!
長く置きすぎたのと、葉っぱをちゃんと選ばなかったので半分以上がズルズルに(泣)
4時間ぐらいで取り出せば良かった・・。
それでもヘロヘロになりながらも 葉脈が溶けずに残っているものもありました。
失敗してしまったので、もう一度葉っぱを集めて浸け直すことに・・・。
今度は実家に生えているツバキの葉っぱでやってみました。
待ちきれなくて、沸騰しないように注意して弱火で煮込んでみました。
この時、アルミのお鍋は絶対に使用しないこと!
ステンレスか鉄かホーロー製を使用して下さい!
10分ぐらいでこんな感じに黒くなりました。
水ですすいでパイプ洗浄剤をきれいに落としました。
火を使うと早いけど、浸け置きの方が安全ですよね。
水酸化ナトリウムの濃度が4%のこだわってパイプ洗浄剤を探していたけど、1%のものでもできるそうですよ!
柔らかくなった葉肉をきれいに落とします。
歯ブラシでトントンするって書いていましたが、歯ブラシでは小さくて全然進まない(汗)
それに何か膜が張ってる感じで手強い。(ツバキだから?)
亀の子たわしでトントンするといい感じに素早く取れました。
横には動かさないで上下にトントンですよ!
水で流すときれいに取れていきます。
これを繰り返すと葉脈だけになります。
最初に失敗した漬け込みすぎた分の生き残りの葉っぱは破れやすくてヘロヘロ状態だったので、歯ブラシで慎重に処理しました。
パイプ洗浄剤には漂白作用もあるので真っ白!
ヨレヨレなので、水で流すのもタッパーの蓋の上で恐る恐る。
長く浸けすぎないで、赤黒くただれた状態でパイプ洗浄剤から出したほうがうまくいくと思います。
葉っぱによっては、表面に膜が張ってなかなか葉肉が剥がれないのがありますが、タワシで細かく表面に穴を開けるとはがれやすかったです。
葉脈標本を真っ白に漂白します。
お皿に並べてキッチンハイターをスプレーしました。
枝が浮かんできたので爪楊枝で重し。
10分くらいで真っ白になりました。
見えますか?↓
葉脈標本を食紅で着色します!
スライム作りの時に使った食紅があったので着色してみることに。
着色は絵具でもインクでもなんでも良さそう。
パレットに出して、水で薄めて筆で塗っていきます。
色と色の間は水でトントンするといい感じに色が混ざってホワーンとぼかせます。
ティッシュで押さえて。
引っ付いてしまわないように1回皿からはがして乾かします。
乾いたらできあがり✨
葉脈標本でしおりを作りました
ラミネートする予定のものはアイロンでまっすぐに伸ばしました。
ラミネーターは1台あると とっても便利ですよ!!
そのままラミネートしても素敵!
黒い画用紙と一緒に挟んで。
葉脈標本をレジンでコーティング!
葉脈標本でストラップ(ペンダントトップ)の作り方
ペンダントにしたかったけど、チェーンのパーツが無かったのでストラップを作ってみました。
葉っぱに薄くUVレジンを塗っていきます。
塗れたらUVライトに入れて照射。
固まりました。
1回ではすごく壊れやすいので、何回か繰り返して丈夫にしていきます。
3回ほど塗りました。
好みの硬さになったので ポイントにラインストーンを付けました。
ピンバイスで穴をあけます。
あけた穴に丸カンを通してストラップパーツを取り付けます。
できあがり★
大きくて塗りにくい葉っぱはファイルの上において塗りました。(気泡に注意!)
少しづつ塗ってライトに入れてを繰り返して固めていくと やりやすいですよ。
1回目の硬化は熱で葉っぱがよじれてくるので、ピンセットで押さえながら硬化した方が良いです。
何回も塗り重ねて。
葉脈標本でピアスも作ってみました!
小さい葉っぱ2枚でピアスも作ってみました。
大きさはそろえなくてもいい感じ♥
めっちゃかわいくてお気に入りになりました!
葉脈標本でブローチも作ってみました!
レジンでコーティング出来たら、ブローチの裏側になる部分をやすりがけして、
薄ーく白のジェルネイルを塗りました。
これで裏側がすけなくなります。
わざとらしい感じじゃなくて自然な感じで。
before
↓↓↓
after
ブローチパーツを付けます。
できあがり。
素敵すぎるじゃないか!
感想
最初失敗した時 うまくできるのか不安になったけど、一度コツを掴めばとっても簡単にできました。
思った以上の出来栄えに感動!!
ブローチは本当にいい感じです。
ストラップは娘がすごく喜びましたよ。
夏休みの自由研究にもオススメだし、親子で楽しめるし ぜひ作ってみてください!!
色付けの作業がほんと楽しいです(´-`*)
今回は食紅で色付けしたけど、ポスカで着色しても葉脈がはっきり見えて可愛いのができそう。
イチョウが でろーん と溶けちゃったけど、作りたかったなぁ。
作りやすくて可愛い形の葉っぱを探したくなります。