林修の今でしょ講座で3大ナッツのスゴさが放送されていたので紹介します。
3大ナッツはアーモンド、マカダミアナッツ、くるみです。
豆とナッツの違いは?
豆はマメ科の植物の種子
ナッツは樹木の実や種子
一般的にナッツと分類されるのは、くるみ、マカダミアナッツ、ピスタチオ、カシューナッツ、ヘーゼルナッツ、アーモンド。豆類に比べて、調理をする必要がないので手軽に食べられます。
アーモンドのスゴさ
腸の汚れを掃除してくれるアーモンドの植物繊維
植物繊維の含有量(100gあたり)文部科学省食品成分データベース
食品 | 食物繊維 |
アーモンド | 11.0g |
ごぼう(ゆで) | 6.1g |
かぼちゃ(ゆで) | 4.1g |
レタス | 1.1g |
アーモンドには植物繊維が豊富に含まれています。
アーモンドの食物繊維には不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の2種類あります。
①水に溶けない不溶性食物繊維
腸内にこべり付いた老廃物をかき出す。腸がきれいになると余分なコレステロールなどの吸収を防ぎます。
②水に溶ける水溶性食物繊維
胃酸の中に水溶性食物繊維が入るとゼリー状に変わる。余分なコレステロールや毒素を包み込み体積を増やし腸を刺激しながら排出。
整腸作用があるので便秘が改善します。
二日酔い対策に期待
アーモンドには、肝臓の働きを助けるビタミンE&ナイアシン。
お酒を飲む30分前にアーモンド食べておくと良い。
ビタミンE
アーモンドには活性酸素の働きを弱めるビタミンEがたくさん含まれています。
ビタミンEはかぼちゃの5倍!!
お酒を飲んだ後に来る活性酸素から肝臓を守ってくれます。
ナイアシン
ナイアシンには二日酔いで頭が痛くなったり、気分が悪くなる原因の有害物質アセトアルデヒドを、分解する働きがある。
アーモンドに対する不安
高カロリーだということ。100gあたりにするとカロリーはとても高い。
ナッツには脂肪がたくさん含まれている。アーモンドは55%が脂肪、ヘーゼルナッツは75%が脂肪。
カロリー比較(100gあたり)文部科学省食品成分データベース
食品 | カロリー |
食パン | 264cal |
うどん | 105cal |
白米 | 168cal |
くるみ | 674cal |
マカダミアナッツ | 720cal |
アーモンド | 608cal |
カロリーは高いけれど痩せる!?
BMI24以上の健常な成人男女20人が、毎日25gのアーモンドを半年間摂取したら..?
体重が平均-3.4kg、ウエストが平均-1.9cmという結果が出たそうです。
ダイエットとの因果関係は明らかにはなっていないが研究がすすめられているそうです。
アーモンドのオススメの食べ方
アーモンドの摂取はヨーグルトに混ぜるのがおすすめのようです。番組ではアーモンドのハチミツ漬けをヨーグルトに入れていました。
アーモンドの食物繊維が乳酸菌やビフィズス菌のエサとなり菌を活性させることでより整腸作用が期待できるそうです。
[adsense]
マカダミアナッツのスゴさ
肌に良い脂肪を補う!マカダミアナッツのパルミトレイン酸
パルミトレイン酸は赤ちゃんの肌にたくさん含まれる物質。年齢を重ねるごとにだんだん減っていきます。
パルミトレイン酸の働き
肌を羽毛布団に例えるとコラーゲンとエラスチンは布団カバーで中の羽毛は脂肪。羽毛(脂肪)に弾力がないとお布団(肌)がへたります。脂肪に弾力をつけてくれるのがパルミトレイン酸。
フカフカの布団=赤ちゃんの肌だとすると、50年布団を使い続けると中の羽毛が減り弾力がなくなります。ペタンコの布団=年を重ねて油が少なくなった肌です。布団をフカフカに戻すには、羽毛を入れなければならないように、肌をキレイに保つには必要な油を蓄えなければなりません。
その油というのが、マカダミアナッツに含まれるパルミトレイン酸です。パルミトレイン酸は牛肉やうなぎにも含まれますが、マカダミアナッツは他と比べ物にならないほど含有量が多いです。
パルミトレイン酸の含有量(100gあたり)文部科学省食品成分データベース
食品 | 含有量 |
いわし | 0.5g |
牛肉(サーロイン) | 0.8g |
まぐろ(トロ) | 1.0g |
うなぎ | 2.0g |
マカダミアナッツ | 15.0g |
マカダミアナッツに対する不安
肌荒れや、吹き出物が出るのではないか。
肌にはとても良いがやはり食べすぎは良くない。
1日に5粒程度の摂取で良い。
くるみのスゴさ
血管をキレイにするスゴイ油 オレイン酸 & αーリノレン酸
くるみはオレイン酸とαーリノレン酸を一緒に持つのでスゴイと言われています。
オレイン酸
悪玉コレステロールを減少させる働きがある。
αーリノレン酸
くるみはαーリノレン酸が他のナッツと比べて圧倒的に含有量が多いです。
αーリノレン酸は血栓を作りにくくする。
αーリノレン酸の一部は体内に入ると青魚に多く含まれる油(EPA・DHA)に変化する。血管をやわらかくして広げる作用がある。
くるみのオススメの食べ方
豆腐の上にハチミツ漬けのくるみを乗せて食べる「くるみ豆腐」。
くるみの油の成分が豆腐のタンパク質をより吸収しやすくし、キレイでしなやかな血管を作る作用が期待できるそうです。
くるみをハチミツに漬けておくと、くるみが柔らかくなり吸収しやすくなる。
くるみの一日の摂取量は10粒です。
ナッツのハチミツ漬け(ハニーナッツ)の作り方
材料
保存容器
保存容器にいっぱい入るくらいのお好みのナッツ
ハチミツ
作り方
1.保存容器を煮沸消毒します。
2.ナッツをフライパンで乾煎りします。少し焦げ目が付くくらい。
3.荒熱を取り、保存できる容器(ビン)にナッツを詰めます。
4.ハチミツをひたひたになるまで入れて、蓋をする。
5.一週間経てばできあがり。
感想
ナッツが元々好きだったのでこの効果はとても嬉しい。
ハニーナッツも流行ってるみたいなので取り合えずこの3種類で作ってみようと思います。
追記:さっそくナッツの詰め合わせを買いました。買ったのはアーモンド、マカダミアナッツ、クルミ、カシューナッツの4種類入ったもの。3種類のが売っていなかったのでこれにしました。調べてみるとカシューナッツにも亜鉛、マグネシウム、鉄、ビタミンB1と女性に良い栄養がたっぷりだったのでこれにして良かったです。
ハニーナッツを作りましたが、ヨーグルトに入れるととても美味しいです。コストコで買った甘くないシリアルに入れてもめちゃくちゃ美味しかったですよ。これから毎朝食べます。
衝動買いしてしまった大量のシリアル。1kg×2箱のセット